2005年初頭、ロシア海軍総司令官ウラジミール・クロエドフ上級大将は、2010年までに新空母設計案をまとめて建造開始、北方艦隊配備の1番艦を2016年竣工、続いて太平洋艦隊配備2番艦を建造開始するという内容の新空母建造計画を発表した。 続いて、2006年2月に後任のロシア海軍総司令官であるウラジーミル・マソリン大将が将来、5、6隻以上の航空母艦を展開させる計画を発表。さらに2008年、ドミートリー・メドヴェージェフ大統領は2015年までに2隻以上の新規原子力空母建造計画に着手すると表明した。
中国海軍は1998年にウクライナから購入しその後長年放置していたクズネツォフの同型艦「ヴァリャーグ」を練習空母として整備、2015年までに2、3隻以上の6万トンクラスの通常型空母建造することを2008年12月に発表。 続けて2009年2月に、2020年以降2隻以上の同規模6万トンクラスの原子力空母の建造を発表した。
インドはロシアから4万トン級の空母を購入する一方同クラスの国産空母建造も進め、軽空母保有国から中型空母保有国へと変わりつつある。
中東ではイラン海軍副司令官が戦闘機とヘリコプターを搭載した空母の建造を明らかにした。
トルコも将来的にS/VTOL機の運用を視野に入れた2万トンクラスの全通飛行甲板を備えた多目的揚陸艦を建造する事を明らかにしており、アメリカ、スペイン、フランス、韓国、中国の外国造船会社を含めた各社によるコンペが行われている。
今後、ロシア・中国を始め各国で空母増産が進めば海上航空戦力におけるアメリカ海軍の「一人勝ち」状況は相対的に解消される。
スキージャンプでCTOL機を発艦しうるロシア空母「アドミラル・クズネツォフ」が実働体制に入ったことにより、蒸気カタパルトの開発、装備なしにCTOL機搭載空母を低コストで建造できることが改めて証明され、正規空母保有に対してのハードルがかなり引き下げられた。
S/VTOL機を搭載する軽空母は、ハリアーの旧式化による退役で、第5世代機のF-35Bの搭載が主軸になる。また、中国がF-35Bのようなステルス性とS/VTOL能力を備えたJ-18レッドイーグルを開発しているとされ、将来的に本格的な強襲揚陸艦や軽空母での運用を視野に入れていると言われている。
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