航空母艦は極めて特殊な性格を有する艦種である。すなわち軍艦としての攻撃能力はほとんど搭載機に依存しているため、航空母艦の戦力は搭載した航空機の能力や機数とそれらを指揮運用する能力で決まる。現代において最大の運用規模を持つアメリカ海軍の空母航空団を例にして航空母艦の任務を列記する。
上記以外に人員や荷物の輸送を担当するC-2A グレイハウンド輸送機も搭載している。
上記任務全てに対応するために、アメリカ海軍の大型航空母艦は航空機やヘリコプターを70機以上搭載し、整備し、指揮・運用する能力を有する。アメリカはこの強力な航空母艦を軍事以外にも外交的に積極的に利用し、親善国へのアピールや、紛争が予想される地域への抑止力として派遣している。他の国の(アメリカより小型の)航空母艦は、上記任務の一部を割愛するか、アメリカ海軍機よりも小型の(性能の低い)機体を採用するか、機数を減らして運用している。
航空母艦の任務として冷戦時は核兵器による攻撃が重視されたが、後述のように現在のアメリカ海軍空母は核兵器を搭載していない。 今後、アメリカ海軍はF/A-18C/Dの代替のF-35C ライトニング II戦闘機やX-47 ペガサス無人戦闘攻撃機の導入を計画している。また、SH-60FとHH-60Hは計12機程度のMH-60R/Sに置き換えられつつある。早期警戒機E-2Cも新型のE-2Dへ、電子戦機EA-6BはF/A-18E/Fの電子戦機型EA-18G グラウラーに代替される予定である。
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