第二次世界大戦の海の戦いの主役は、従来の戦艦からより汎用性の高い空母に変わった。太平洋では日米海軍の空母が主戦力として活躍し、大西洋や地中海では空母を持つイギリス海軍がドイツやイタリアの艦船を攻撃した。主戦場以外の局面においても、アメリカが大量建造した護衛空母は、「空の隙間」をうめて対潜哨戒機の補助としてドイツのUボートに打撃をあたえ、連合国側のシーレーンを確保した。
特に太平洋戦争では、日米ともに有力な空母部隊を擁しており、それら空母を中核とする機動部隊が戦局を大きく左右することになる。空母を中核とした機動部隊の活躍は日本の空母6隻から発進した航空機がオアフ島真珠湾に停泊していたアメリカ太平洋艦隊の戦艦群を壊滅させた真珠湾攻撃から始まり、その後、日米の正規空母が正面から激突する海戦も度々生起した。
史上初の機動部隊同士の海戦は1942年5月8日に発生した珊瑚海海戦である。この海戦は米海軍を主力とする連合軍が正規空母1隻及び駆逐艦1隻を撃沈されたのに対し、日本海軍の損害は軽空母一隻を撃沈されたに留まり日本側の勝利で終わっているが、引き換えに日本側は作戦目標を放棄せざるを得ず、戦略的には連合軍側の成功であったと評価されている。
続くミッドウェーでは4隻の主力空母を失い、大きく戦力を減じた日本海軍だが、後の南太平洋海戦では勝利し、一時はアメリカ軍を稼動空母皆無の状況まで追い込む。しかし強大な国力、工業力を背景に空母戦力の大増強を続けるアメリカ側に対し日本側の戦力回復は遅々として進まず、その後のパワーバランスはアメリカ側に大きく傾く。
マリアナ沖海戦時には最早日本側の衰勢が明らかになっており、レイテ沖海戦時の日本空母部隊は、アメリカ軍の目を『レイテ湾に突入する栗田艦隊』から逸らせるための囮の役目しか果たせなくなっていた。
なお、終戦直前にはイギリスの空母も沖縄近海での作戦行動を行っている。
太平洋戦争における日米の空母同士による海戦一覧
なお、歴史上、現在に至るまで空母同士の海戦は日本対アメリカ以外では発生していない。
| このページを |
|---|
| 人気キーワード |
|---|
|
第2位⇒1996年
第3位⇒1984年
第4位⇒1968年
第5位⇒鉄拳タッグトーナメント2
第6位⇒信長の野望・天道
第8位⇒グランド・セフト・オートシリーズ
第9位⇒予算
第10位⇒車輪の国、向日葵の少女
|
今みんなが気になるワード