航空交通管制の情報

航空交通管制
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気象情報

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航空用の気象情報は、いくつかの情報がある。

空域悪天情報(SIGMET)
火山灰支援情報 (VA Advisory)
飛行場の実況(METAR/SPECI)
航空機観測報告(AIREP,PIREP)
飛行場予報(TAF)
空域・航空路予報
各種天気図の提供
飛行場の気象警報・情報
航空管制当局を通じて提供される情報
緊急地震速報および震度情報
  • 空域悪天情報 SIGMET
空域悪天情報には、大きく分けて3種類存在する。熱帯低気圧、飛行上重大な悪天、火山噴火の3種類ある。有効期間は4-6時間。これらの情報は、飛行情報区(Flight Information Region)毎に報じられる内容で、悪天の強さや存在位置、今後の変化などの情報が含まれる。この情報は、飛行場内の予報部門のほか、航空管制経由で口頭、あるいはデータリンクサービスで伝えられる。明らかに問題がある場合は、航空管制から回避行動を指示したりする。
SIGMETの例
RJJJ SIGMET 1 VALID 300425/300625 RJTD-
RJJJ FUKUOKA FIR SEV TURB OBS AT 0402Z 40NM W OF MJE FL390 BY A333
MOV E 25KT INTST UNKNOWN=
火山灰に関するSIGMET
LIRR SIGMET 03 VALID 300800/301400 LIMM-
LIRR ROMA FIR FBL VA LAST OBS (300400Z BY LICZ) EXT 20 NM SE OF ETNA
FL090/120 MOV SE 15 KT.=
  • 火山灰支援情報(航空路火山灰情報)
火山噴火が発生した場合、火山灰による航空機の安全を確保する目的で、噴火した火山灰がどの程度の範囲にまで達するか、存在する高さがどのくらいか。等の情報である。予報期間は最大で18時間。高さに関係なく報じられる。
この情報がSIGMETと異なるところは、航空路火山灰情報センター(VAAC=Volcanic Ash Advisory Centre)が発信するところに違いがあり、複数のFIRをまたいで報じられる。拡散範囲が広い場合、各VAACの管轄をまたぐこともあり、この場合は、各VAACから発信されるが、支援情報の中に「噴火元のVAACの情報を必ず見ること」が付け加えられる。
航空管制機関は、気象機関などから得た情報を基に、飛行中の航空機に対して情報提供、回避行動の指示や、空港の一時閉鎖、航空路の一時抑止といった措置を行い、航空機に対して報じる。
火山灰支援情報の例
VA ADVISORY
DTG:  20090630/0605Z
VAAC:  DARWIN 
VOLCANO:  BATU TARA  0604-26
PSN:  S0747 E12335
AREA:  LESSER_SUNDA_IS
SUMMIT ELEV:  748M
ADVISORY NR:  2009/277
INFO SOURCE:  NOAA, MTSAT-1R
AVIATION COLOUR CODE:  ORANGE
ERUPTION DETAILS:  VA PLUME OBSERVED APPROX 30NM TO W AT 30/0530Z
TO FL050.
OBS VA DTG:  30/0600Z
OBS VA CLD:  
SFC/FL050 S0745 E12335 - S0805 E12245 - S0725 E12245 -
S0745 E12335 MOV W 05KT
FCST VA CLD +6HR:  30/1200Z
SFC/FL050 S0745 E12335 - S0805 E12245 - S0725 E12245 - S0745 E12335 
FCST VA CLD +12HR:  30/1800Z
SFC/FL050 S0745 E12335 - S0805 E12245 - S0725 E12245 - S0745 E12335 
FCST VA CLD +18HR:  01/0000Z
SFC/FL050 S0745 E12335 - S0805 E12245 - S0725 E12245 - S0745 E12335 
RMK:    GRAPHIC AT [LOWER CASE]
NXT ADVISORY:  NO LATER THAN 20090630/1200Z
  • 飛行場の実況(METAR/SPECI)
航空機から、飛行場の気象状態のリクエストがあった場合、その情報を伝える。また、離発着に影響のある現象が観測された場合、航空機に対して観測情報が報じられるほか、回避・待機などの指示を出す。
詳細は定時飛行場実況気象通報式参照のこと。
  • 航空機からの観測報告
航空機から、乱気流などの悪天を観測した場合や、火山噴火を観測した場合は、管制機関に通報し、管制機関から各航空機関・気象機関に通報される。
飛行中の各ポイントで観測された情報は、管制機関にデータリンク方式で通報する場合もある。
  • 飛行場予報(TAF)
飛行場予報は、直接管制から航空機に対して報じることはないが、着陸に必要な情報を航空機からリクエストがあった場合、直近に関して管制気象部門に問い合わせの上、伝えることがある。
詳細は気象通報式にある、長距離・短距離飛行用飛行場予報気象通報式を参照。
  • 空域・航空路予報
空域予報は、当該空域において悪天・現象、強さや存在高度の予測を行う。
管制機関から直接航空機に対して、通報されることはない。
  • 各種天気図の提供
各空港で飛行に必要な天気図を、展示したりあるいは資料提供と言ったことが行われる。提供される天気図はAIPに記述されている。また気象機関によってはインターネットで、その内容を直接閲覧できるようにしているところもある。管制機関が直接航空機に対して、天気図の提供はしない。
日本では、民間の気象会社が公開しているサイトで、天気図を公開しているところもある(全てではない)。
  • 飛行場の気象警報・情報
飛行場気象警報は、離発着に影響がある風や現象・雲など一定の基準を設けて運用の規制をかけるような情報。各飛行場単位で基準が定められている。
この情報は、管制機関から航空機に対して通報される。
飛行場気象情報は、明確な基準はないものの、離発着に影響があるような事象について、警報基準に達しないが、注意しておくべき事象が予想されるような場合、あるいは、事前に準備や飛行計画の検討を予め行っておく必要がある。等と言ったような場合、さらには、飛行場内で行う陸上作業(積み荷の搬出入、除雪作業の事前準備、乗降への影響)などに影響を与えるような場合にも報じられることがある。
これらの情報は、飛行場単位で行われる。
  • 緊急地震速報・震度速報
日本国内で使用される震度4以上の緊急地震速報が出たとき、あるいは当該飛行場で震度4以上の地震が観測されたとき、管制機関から航空機に対して口頭で報じられる情報である。
多機能型地震計が設置された空港で提供される(2009年4月現在、13の空港が対象)。
航空機の運航に影響を及ぼす恐れがある(震度4以上)のような、緊急地震速報が発せられたとき、管制機関から緊急地震速報が出た旨、管制官から可能な限り情報提供される。
滑走路等点検が必要(震度4以上)となる場合は震度速報(当該飛行場)の他、管制官から離発着許可の取り消し、または着陸復行(ゴーアラウンド)の指示が出る。
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【出典:wikipedia】
2012/02/05 19:24

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