アプローチ(入域管制、APP)は航空路を飛行中の航空機を、計器進入開始点、もしくは場周経路(トラフィックパターン)まで誘導、監視を行う管制部門。
航空機は目的地飛行場に近づくと、航空路を離れ降下しながら滑走路に向かう。通常、航空路は滑走路まで設定されることはなく、航空路から飛行場(正しくは着陸する滑走路に対する計器進入を開始する地点)まで、STAR(STandard instrument ARrival, 標準計器到着方式)というものが設定されている。航空路を飛行中の航空機は、STARに従って進入開始点へ向かうことになる。ただし管制圏の設定のない飛行場によってはSTARが設定されていない場合もある。入域管制(席)の管制官は、航空機がSTARに従って飛行や降下しているかを監視、もしくはレーダー誘導によって到着機同士の管制間隔を設定し、進入許可を発出する。
交通量の多い飛行場の場合、到着の航空機はあらゆる方向から飛んでくるため複数のSTARが設定されている。到着機が複数いる場合、STARを飛行中の航空機が順序良く着陸できるように航空機同士の間隔を設定する必要がある。入域管制を担当する管制官はレーダーを用いて速度調整や誘導(レーダーベクター)を行い、進入順位を決めて航空機を並べていく。
STAR上に悪天候空域が存在し航空機から回避の要求があればそれに応じて経路を変更したり、何らかの事情で滑走路が閉鎖になった場合は上空で待機の指示を出したりする。離陸後四方八方に分かれる出発と違い、複数地点から来る航空機を要求された間隔で最終的にひとつの地点に誘導しなくてはならないので、管制官にも即時の判断や誘導技術が問われるセクションである。
進入許可を発出すると、タワーとの交信が指示され、飛行場管制所に業務が引き継がれる。
交信例:
Japan Air 111, fly heading 200 for vector to final approach course. Descend and maintain 10,000.
All Nippon 232, turn right heading 330 for spacing.
JA4121, turn left heading 340 to Intercept localizer. 12 miles from outer marker. Cleared for ILS runway 34 approach.
| このページを |
|---|
| 人気キーワード |
|---|
|
第2位⇒1996年
第3位⇒1984年
第4位⇒1968年
第5位⇒鉄拳タッグトーナメント2
第6位⇒信長の野望・天道
第8位⇒グランド・セフト・オートシリーズ
第9位⇒予算
第10位⇒車輪の国、向日葵の少女
|
今みんなが気になるワード